令和3年7月24日(土)晴れ、ときどき超特急
父「暑いは禁句だ…(5秒後)暑い」
母「なんか寅さんにこういう場面なかったっけ」
こんなほのぼのした風景が目の前で繰り広げられた朝。私はごはんを食べて早くバズリズムを観たいとウズウズしていた。
連日の暑さ。8号車の皆様におかれましては、目も眩むようなサンバで心も体もさらにヒートアップしていることでしょう。くれぐれも熱中症(色んな意味で)にはお気をつけくださいな。私も他人のこと言える立場ではありませんが。
さて。ここからが本題。
猛暑がそうさせたのか、はたまた帰省していつもと違う環境にいるからか。このブログの方向性を少し変えてみようか、と思いついた。
日々の生活の中で超特急について考えたことを、思いつくままに書いていきたくて始めたこのブログ。8号車の皆様だけでなく、非8号車のはてなユーザーらしき方々にも見ていただくことがあり、とても嬉しい。有り難い。
この1年半くらいの間、月1~2ペースで更新してきて、最近実感したことがある。
それは、「これは本当に強く訴えたい!色々な人に発信したい!」と思ったことをいざ書いてみると、書きたいように書けないなということだ。後で読み返して、表現のわかりづらさや説明不足のところが出てくる。もちろん書いている時も、この言葉で良いか?どうやって説明しようか?と頭をフル回転させているつもり。それでも必ず、納得のいかない文章が目につくようになってしまうのだ。先週更新した記事もそうだった。
じゃあどうすれば、もっと文章力が向上し、なおかつ色々な人の目に留まる記事が書けるのだろうか。
更新の頻度を上げるしかない!そう思った。
私はこのブログ以外にもインスタやnoteをやっているのだが、大好きな超特急のことをあれやこれやぐんぐん書けるこのブログは特別に大切だ。ネット上での発信はこのブログが初めてだったし、ここから派生して色々な文章を書くようになったと感じているから。
この場所が特別に大切だったはずなのに、「たまに発散するための場所。でも書くからにはクオリティ高く」と、なんだかとっても難しい要求を自分に課していた。
何が言いたいかというと、「完璧さを求めなくていいから、『超特急との日常』をありのままに綴っていこう」そんな思いが芽生えたということだ。
話はそれるが、近ごろの超特急の話題といえば、ユーキくんの運転免許取得(彼いわく勉強中)だ。いつの間に始めてたの?!とプチサプライズだったし、一体どんな車に乗るんだろうと、気が早いが考えてしまう。
正確な言葉は忘れてしまったが、「今は時間がある時期なので」「将来に向けて」と話していたユーキくん。
きっとこの状況は、例えばユーフォリアツアーをやっていた2019年よりも時間があるのだろう。でも確かなのは、私なんかよりもずっと忙しいでしょ!ということ。彼がスキマ時間で免許取ろうと頑張っているのなら、私だって文章が上手くなるようにできるはずだと思った。やらない理由はないはずだと。
そして、ユーキくんの夢のすべてを知ることは不可能だけど、免許を取るということが
彼の思い描く未来にきっと必要なことなんだと感じた。だから、私にも書く仕事をしてみたい・ライターになりたいという気持ちがあるのだから、将来に真面目に向き合おうと思った。ただただ好きなように書いていたこのブログを最大限に活かしてみたくなった。
小さいころから文章を書くのは好きだったが、人に読んでもらうものを書きたいと思ったのは超特急に出会ったから。超特急がいなければそんな風に思っていないし、書く仕事にいつか就きたいとも思わなかった。
超特急、そしてユーキくんが原動力となって、晴れの日も雨の日も前進している。
先にも書いたけれど、なにか小難しいことを書くつもりはありません。毎日のちょこちょことした部分に超特急の要素がちりばめられていて、普通に生活しているだけで超特急が登場する(笑)そんな日々をここに書き記していこうと思っているだけです。
ここから仕切り直し。これからも、お時間あるときにお立ち寄りくださいね。どうぞよろしく。
「CARNAVAL」🌞
— 超特急 OFFICIAL (@sd_bt) 2021年7月20日
配信開始&ビジュアル公開!
🔗音楽配信サイトhttps://t.co/p5qaDsPNo3
“超特急がニッポンを世界を元気にします!”
Chottokyu irá animar o mundo!🌏#超特急 #CARNAVAL #超ニッポン
\Viva! Samba Amor!💃/ pic.twitter.com/jrKzdzzTag
今夜25:09〜放送の日本テレビ系列「バズリズム02」
— 超特急 OFFICIAL (@sd_bt) 2021年7月23日
僕たち超特急の新曲「CARNAVAL」初披露ですね✨
是非観てね♪#超特急 #CARNAVAL #バズリズム02 https://t.co/SnbHxobwd2
なんも言えねぇ…でも【いま考えたいSNSのこと】
夏ですねぇ、暑いですねぇ、オリンピックですねぇ。
そして今年もやってきます、8月8日。8号車の日。
この記事では、8号車のめでたい日が近づいた今だからこそ聞いてほしい「私の本音」と、超特急が好きな(に興味がある)あなたに伝えたい「大切なこと」の2つについて書いていこうと思います。
去年の今時期。こんな記事を書きました。
1年前のあの暑い日。母からの突然の知らせに驚き、事実とは信じられず、悲しみよりも「なぜ?」が先走っていました。体の内側から熱くなるような感じと共に、ファンのことを思うといたたまれなくなりました。そしてすぐに考えたのは、超特急のことでした。
なぜその選択をしてしまったのか、それはご本人にしかわからないこと。でも、1つの可能性としてありうる「SNSでの誹謗中傷」について、自分ごととしてちゃんと向き合おう。「 何かの拍子に運命の風向きが変われば、誰が犠牲になってもおかしくない」そう思ったから記事を書きました。
「『遺されたファン』は、私だったかもしれない」という危機感がぬぐいきれなかったのです。
SNSって、楽しいな。この気持ちはTwitterやインスタを始めたころから変わっていません。解禁された情報やその日に見た超特急(ユーキくん)について、「偏愛の極み」の熱量で書くのが楽しい。そんなはっちゃけてる自分へのツッコミを書くのも楽しい。
超特急を応援しながらの日常生活を書くのが楽しい。
キズナアルゴリズムのメイキング久しぶりに観たらキズナゾンビが目を覚ましたのですぱすた1日目2日目のキズナを出来る限りアルゴリズムしてから寝ようと思う私はライブでキズナアルゴリズムを刮目するその日までキズナゾンビを名乗ろうもうねとにかくキズナアルゴリズムって言いたいだけの投稿キズナア
— maaaaayu (@maaaaay12816) 2021年7月14日
怖いって
— maaaaayu (@maaaaay12816) 2021年7月14日
その一方で、8号車の方々の投稿を読むのも楽しい。とにかく芸達者な8号車のみなさん。その実力はペンラ芸にとどまらず、日々のツイート芸もお手の物。思わず大笑いする投稿や、「そうそう!私もそう思ってた!」と共感する投稿、「なるほど、そういう考え方もあるのか…」と勉強になる投稿までさまざまです。
8号車に限らないですが、みなさんの素早い情報キャッチと反応でタイムラインが賑わう時、よくありますよね。同じような話題が並ぶと「何事か?!!」となりますし、つい気になって検索してしまいます。
そしてそこに、温かい書き込みも、けしてそうじゃない書き込みも見つけてしまうことがあり…
「なんてひどいこと書いてるんだろう…どうかエゴサしないでくれ」という心配か「なんも言えないな…」というどっちつかずか。色々な意見を見た時の私はこんな感じ。
つまり、特定の誰かを批判する意見を見て、「まぁ確かにそうだよね」「その気持ちわかるかも」と共感することが、時々だけれど、ある。これが私の本音です。
人は誰しもが、「こうなればいいな」という理想や希望を持っている。それが周りからどんなに小さなことに見えたとしても、本人にとっては大事なもの。みんな何かしらの、かけがえのない想いがありますよね。
では、理想や希望が消えてしまうとどうなるか。温かかったこころはサーっと冷えきり、いつのまにか怒りがフツフツと沸いてきて、特定の誰かへの攻撃に変わります。
その攻撃の裏に隠されているのは、何かを失った「悲しみ」。だから、その悲しみ(喪失感)が癒されなければ、攻撃だって続いてしまうのです。
じゃあなんで「そうだそうだ!もっと言ってやれ!」と、批判する側に傾くのではなく「なんも言えないな…」なのか。
それは、私たちひとりひとりにそれぞれの事情があるように、批判されてしまう誰か(←主に芸能人とか有名人)にも本人にしかわからない事情があるから。自分の人生を自由に生きる権利があるからです。
極端な話、仮に表舞台に出てくる部分が10%だとしたら、残りの90%は見えない。インターネットやテレビ、ラジオ、雑誌などを通して語られるのは、彼ら・彼女らのほんの一部でしかない。そんな微々たる事実に、推測や想像(妄想)を付け加えるのがファンなのでしょう。
だから、その批判されている誰かが極悪人に見えたとしても、もしかしたら違うかもしれない。表面には出てこないところで、彼ら・彼女らの込み入った事情がある。それを全てオープンにさらけ出す必要はなくて、オープンにしたから偉いとかでもなくて。
何と言えば良いのでしょう…やっぱり自由なんです。みんな。
こんな風に、批判してしまう側の気持ちも、批判されてしまう側の気持ちも、どちらもわかりたいと思うのです。だから「なんも言えねぇ…」なんですよ。
でも。1つだけ伝えたい。
その思い(言葉)は、絶対に書かなきゃいけないことでしょうか?
いいえ。書かなくても死なないし、生活に必要な収入も減らないはずです。
「思ったり考えたりするのは勝手だけど書いてはいけないこと」があると思いませんか?
そう。誰が見たって傷つく言葉や、匿名の何人かがたったひとりを追い込む言葉がありますよね。
あえて言わせてもらいますが、家族でも友人でもない有名人つまり「赤の他人」の人生にとやかく言う権利が、はたして私たちにはあるのでしょうか(あ、もちろんポジティブな言葉かけなら良いでしょう。「今日の放送楽しかったです」とか「ホームラン格好良かったです」とか)。
また、実際、こんな風に感じる書き込みを見たことがあります。
「この一言がなければ良いファンだったのに」
「いやこの人、自分の気持ちに嘘ついてるでしょ」
ここからはその例を2つ挙げて、踏み込んだところまでお話ししましょう。冷静なふりを装っていますが、ワタクシただいま熱くなっています(だいじょぶそ?)。
例①「あなたのことをすごく応援してたけど、今のあなたは応援できない。さようなら」
誰かのファンを辞める時、その誰かが傷つくことをあえて言う必要はあるのでしょうか?
お世話になったフォロワーさんに、挨拶していなくなりたいのであれば「●●さん推しを今日で卒業します。今までありがとうございました」の一言があれば、それで良いと思いませんか?
顔も出さず匿名で、言いたいことだけ言っていなくなる。それでスッキリするのだろうけど、後悔しないでしょうか。後から悲しくむなしくなりませんか。
例②「あなたが〇〇したことは(私に何にも関係ないので)責めるつもりはないけれど、△△だけはやめてほしかった」
……本当に、「〇〇したことを責めるつもりはない」のでしょうか?よくよく自分に問いかけてみてほしいです。その書き込みに、嘘偽りはありませんか?
案外、本音は「あなたが○○したことがとてつもなく不愉快だった!私の人生に関係アリアリなの!どうしてくれるの?だから△△るなんてもってのほか!ひどい!」ではありませんかね。
○○がショックだったからこそ、それと同時に起こった△△が嫌だったのではありませんかね。○○がショックじゃなかったら、△△だって別に気にならないと思うのですが…(詳細はご想像におまかせします)。
なんというか…この例②を実際に見つけた時、すごく切実なこころの内を感じました。
「あなたのためを思って」という余計な一言や、自分をだましながら誰かを批判する言葉…そんな「ニセモノの正義」を発信して、逆にモヤモヤイライラしませんか。
そしてそれ以上に伝えたいのは、ご本人の素晴らしさや、尊さや、性格をずっとずっと応援してきたファンなら、「ネット上で非難する」という行為がいかに危険なことか、わかっているはず、ということです。
日本は言論の自由が保障された国ですが、だとしても特定の個人を誹謗中傷して心も身体も痛めつけ、あってはならない選択にまで追い込むことは、絶対に許されないこと。
「もう嫌いだからどうなったってかまわない」はあまりに無責任だと思います。
辛かったら、「私の金と時間を返せ」と泣き喚いたっていいんです。たくさん泣きましょう。怒りたい時は怒りましょう。グッズ売っぱらったって、生写真やポスターをビリビリに破いたって、ペンライトへし折ったって良い。クレヨンしんちゃんのねねちゃんになれば良いんです(元推しもはやサンドバッグ)。
でも、その気持ちを本人を傷つける形で発信してはいけない。やめてほしいです。
とまぁ長々と書いてしまいました。が、私のような名もなき8号車が言ったところで、この世界から誹謗中傷がなくなるわけでもなく…悔しいです。
だからせめて自分自身は、この先どんなことがあったとしても、「正義という名の自己都合」で言葉の暴力を振りかざす人には絶対にならないぞ。ここに誓います。
もしも誰かを批判したくなっても、心の中で「ふざけんなこの野郎」とどれほど思っても、絶対に書かないと心に固く決めました。
私は絶対に書きません。
「人生の大半をそれに費やしていた」と思い上がってしまうくらい大好きな人に、どんなことが起こったとしても(意図せず間違いを犯すことだってありうるから)、書きません。
はい、お疲れさまでした。
この拙い記事を読んでくれたあなた。本当にありがとうございます。人生の貴重なお時間を費やして、私のブログを開いてくれているのですね。感謝の気持ちでいっぱいです。だからそんなあなたは、どうかこの時間を無駄にせず、投稿して良いことと悪いことの区別ができる人でいていただきたいです。
地球にも人にも優しい超速車両、一緒に走らせませんか?(何言ってんだ笑)
『超特急のオールナイトニッポンX(クロス)』ありがとうございました🌞#smash.でのアーカイブ配信もお楽しみに!https://t.co/LegBFl5OHE#CARNAVAL 7/21配信リリースもチェック💃@ANN_Xross #超特急ANNX pic.twitter.com/CWUjO7RLDj
— 超特急 OFFICIAL (@sd_bt) 2021年7月16日
今年の夏は、ユーキくんが刈り上げになった夏。何度見ても新しいし、「……!!!!!」こんな想いを抱いて楽しいです。その新鮮さは、わが故郷の市場に並ぶ魚と良い勝負(?!)毎日が観光地みたいな楽しさなのです(だいじょぶそ?←2回目)。
色々と水面下で動いているみたいなので、超特急はほんとにお魚ですね(←暑さで頭どうにかなった)。その情報解禁を楽しみに、8号車の日のお祝いを楽しみに過ごしていけたら。
ユーキくんが刈り上げたなら、私は自分の日々を刈り取る。お楽しみはこれからです。
初乗車の思い出
超特急 OFFICIAL on Twitter: "札幌ッ!!ありがとう。北海道からのエールはきっとユースケに届いたと思う。明日もかますぜ(^o^)
byリョウガ
#超特急
#EUPHORIA… "
需要なさそうだけど書きたいから書きます。いつか※初乗車の日を迎える予定の方は、想像を膨らませて楽しんでみてくださいね。すでに初乗車を経験済みな方は、ぜひとも自分の思い出に浸ってみてほしいです。この記事が少しでもあなたのお役に立てますように。
※5人組ダンス&ボーカルグループ超特急のライブに行くことを「乗車する」と言います。なので初めて行くことは「初乗車」。
私の初乗車は今から遡ること2年前の、2019年6月。
そう、日本全国津々浦々、北の大地から南の島まで、全33公演。列島を縦断し全米が踊った(?)あの伝説の「EUPHORIA」である。当時の私は社会人2年目。まさに「多幸感」を喉から手が出るほど欲していた時期だった。
確か4月頃だっただろうか。連番相手のカイくん推しKちゃんからある日連絡があった。
「ごめん!どうしても行かなきゃいけない出張が入っちゃって」
1人初乗車、確定の瞬間である。超特急のライブより大事な出張がこの世の中に存在するという事実に、恐れおののいた私(阿呆)。土日は基本お休みという自分の境遇に感謝し、Kちゃんの分まで盛大に楽しもうと決意した。元々どんなコンサートにも1人で行けるタイプだったので、きっと単番も楽しいはずだ、そう思った。
ちなみにこのKちゃん、2021年6月26日現在でも、いまだ初乗車を迎えられていない。いつか絶対連れてくぞ。
待ちに待ったライブ当日。
私の住む地域は、明治時代に薩川のリーチや西郷が日本のリーダーになった後、3つの県に分けられていたほどの広さである(時代と次元とフィクションがぐっちゃぐちゃの説明やめなされ)。だから、どこに行くにしても遠征になってしまう。開演時刻とホテルのチェックインに間に合うように、会場がある街行きの朝早いバスにどんぶらこっことゆられた。
その途中、パーキングエリアでの休憩を含んだのだが、その日のバスには知人が乗っていた。家族ぐるみの知り合いで、スーパーでレジをしていて、会えばいつも話しかけてくれる素敵なお姉さん。大好きなプロ野球の観戦に行くという。
お姉さんに超特急のライブに行くと言うと、しょっぱな返ってきたのが「若いね〜」。えっ、そんな認知なんだ!世間がもつ超特急へのイメージを知らなかった私。初乗車を迎える数時間前に、とても新鮮な気持ちになった。
会場がある街には午前中着いた。昼食を食べ、ホテルに荷物を置き、前の年にできたばかりのとても綺麗な会場に向かう。
そこにはすでに、グッズを買う行列があった。めちゃめちゃ自意識過剰で勝手な思い込みだと思うが、並んだほんの一瞬、周りから視線を感じた。1人、ビビる。5分間くらいビビる。自分はここにいて良いのだろうかと思い、ドキドキしながら手元のスマホに目線を落とした。
しかし何がきっかけだったかは覚えていないが、ふと顔を上げてみると「ここにいる全員、今は超特急と推しのことしか考えていない。私は誰にも見られていない」ということに気づいた。そしてすぐに人間観察を始めた。
「あの人誰推しだろう」
「カイくん推しはサバサバ系多そう」
「リョウガくん推しはリョウガくんに似た感じの人とお姫様系に分かれるかな」
「タクヤくん推しは流行に敏感そうな王道の女の子が多めかも」
「タカシくん推しはお姫様だなぁ」
たーのしい!待ってる時間、暇じゃない!笑
そんな私の前に並んでいたのは、明るい髪色と全身黒のユーキくん推しだった。広島弁らしき方言で連番相手(たしかタクヤくん推しだった)と何やら真剣にお話中。なるほど、常連さんはメンカラじゃなくて、推しの好きな黒に染まってくるのか、と勉強になる。ユーキくん推し、割と黒着てる人が多い印象。
後ろに並んでいるのは、高校生くらいの女の子とその親戚らしき女性。女の子はモスグリーンの上着を着ていて「タクヤくん推しだな」と思った。常連というよりは、※8号車になってまだ日が浅い雰囲気。おふたりの会話が楽しそうで、少しうらやましくなった。
※超特急のファンの呼称
列がどんどん進んでいくにつれて、グッズを買い終わった人の様子が見えてきた。とあるメンバーのペンライトを、ものすごい大量に透明バッグに詰め込んでいる人。す、すごい…後ろの親戚連番も話題にしている。
次に印象的だったのは、プレゼントボックスが置かれていたことである。「こんなのあるんだ!」と親戚連番も驚いていて「何入れようね、ホタテ入れる?」なんて冗談には、思わず笑いそうになった。
これは少し面白かったのだが、親戚連番のタクヤくん推しに見えた女の子、実はユーキくん推しだったことが、その後の聞こえてくる会話から判明した。もしかしたらお互いに、ユーキくん推しであることに気づいていなかったかもしれない。
それもそのはず、自分では「赤っぽい服装」のつもりだった。しかし実際は、どう見ても紫色のカーディガン、ワンピース(かろうじて赤い小花柄)、ピンクのバッグ、という謎の服装の私。そして髪型は、自分でも予定外のベリーショート(ライブに行くんですと話したら、美容師さん気合い入れて切りすぎちゃったのよね 笑)。
ペンライトとタオル、マルチケース(免許証とか入れるのに最適)を買い、開場までまだ時間があるのでホテルに戻った。
これは初乗車で一番困ったことだが、ペンライトのストラップがなかなか付けられなかった。あの小さな穴にストラップを折り曲げて通すという作業が、ペンラ初購入のぶきっちょな私には至難の技だったのだ。このままだと間に合わない!と急いでフロントから裁縫セットをもらい、針でしっちゃかめっちゃか頑張り、なんとか付けられた。
今後、初乗車を迎える予定の8号車で、我こそはぶきっちょの申し子である!という自覚がある方。針を使うことと、会場近くにホテルと取ることをおすすめします。
よし。次にこの部屋に入る時、私は超特急を目撃した人間になっているんだ…刻一刻とその時が近づく中、高まる期待と緊張感に背中を押されるように、ホテルを出た。自分がステージに立つわけじゃないのにドキドキしちゃうの、ファンにあるあるですよね。
入場。
2階だけど、想像以上にステージから近いではないか…!私の相棒が座るはずだった席の他にも何席か空いていて(この当時、チケトレがあったかどうか?)、やっぱり急に来れなくなっちゃう時ってあるよね、と納得する。
1人だから話し相手はいないけど、あと数分後に超特急を目撃するのだと思うと、とてもとても幸せだった。ドキドキの鼓動も、フワフワした高揚感も、見える景色も全て、自分だけのものだって感じた。
ちなみに左隣はタクヤくん&ユーキくん推しの連番。しっかり数えていないのであくまで個人的な印象だが、この連番の発見率が高いことを、他のライブを経験した今も感じている。
ライブではおなじみの※リョウガくんの影ナレにはかなり湧いた。1人だけど「わぁ!」って思わず声が出た。リョウガくんって実在するんだ…
※当時、開演前の諸注意は、リーダーでイケボのリョウガくんが読み上げていた。
そしてまもなく場内は暗転。明るくなった瞬間「Let's start」とBurn!が始まるのと同時に、モニターにはっきりと映った。
そこにいたのだ、リョガタクが。
えーーーーーーん😂
超特急ってやっぱり実在してたーーーーーー!!!!!!
これが初乗車の最初の感想である。
モニターが切り替わった。その中にいたのだ、ユーキくんが。あまりに刺激の強い体験だったからか、思いきり叫んだこと以外、正直覚えていない。
ここからは記憶がさらに断片的になっていく。
タカシくん、音源より歌がお上手だ。ズシっとした声の圧力がある。どこまでも突き抜けるような、真っ直ぐで伸びやかな歌声。
カイくんの、あのカラッとした明るさは健在で「気立ての良いお兄さん感」が伝わってくる。
タクヤくん、想像よりもツンツンしてない…良い人…かわいいし綺麗だし、とにかくお顔が小さい。
たしか中盤くらいに、おさなな(リョウガくんとユーキくん)が漫才みたいなことをしていた。それぞれダンスしてるとバチバチにエンターテイナーなのに、ふたり一緒になった時のこの安堵感は一体…?「隠キャ女子が気を許せる数少ないクラスメイト」という雰囲気があった気がする。
以前のブログにも書いたが、私のおさなな推し歴はここから始まったのだと思う。
EUPHORIAは客降りがあったツアー。リョウガくんが近くを通った時、8号車人生でおそらくずっと忘れないだろう一言を、彼は置いていった。
「おいそこ〜!空いてんぞ☆」
きっとおふざけもあったと思うが正直少し驚いた。そして、「いや、私たちの力ではどうにもならなかったんよ☆笑」と心の中でツッコミを入れつつ、リョウガくんはやっぱりありのままのリョウガくんなんだな、とこの貴重な体験をかみしめた。
いくらお仕事とはいえ「超特急=人生・家族」と話す彼らにとって、やはり空席は無ければ無いほどありがたいのだろうなぁ。超特急ももちろん人間。人間誰しも、モチベーションを保つことって大事ですもんね。
MCでは、前日到着してからラーメンを食べに行ったことを話していた。意外だったのは、ユーキくん以外の4人のメンバーで行ったこと。夜中にラーメンを食べる罪悪感にさいなまれたユーキくん。行くか行かないか出発の直前まで迷ったらしい。そして行こうかなと自室のドアを開けた時すでに遅し、そこには誰もいなかった。残っていたスタッフさんに「偉かった…」と肩を叩かれたとのこと。
愛されキャラでフッ軽のイメージだったユーキくんのエピソードとしては、当時は意外に感じた。
ここでリョウガくんが鋭すぎる疑問を投げかける。
Q「(ラーメン食べに行かないで)1人で何してたの?」←リーダー、これ以上色々と想像をかきたてないでくださいな
A「お風呂に入ってました」
その流れから、入浴時ユーキくんはどの部分から洗い始めるか、という話題に。上から洗っていく様子を、ダンス風にリズム刻みながら再現していた。スタダコードを上手に守っているのを見て(←その一瞬歓声上がった)、このお方、ダンスの器用さは並外れて抜群だよな…と1人で考えていた。
ここまで一切、ダンスについて触れていない。覚えていないからだ(8号車としてそれ、どうなの?笑)。ただ、1つだけ伝えたいのは「超特急の一体感」である。
ブルーレイで観るライブ映像は、全体を映しつつ1人ひとりをズームする。だから観ている時は、それぞれのダンスの個性に注目しがち。一方で生のステージパフォーマンスだと、モニターを見ない限り、全体が視界に入っているのが基本だ。ユーキくんを中心に見つつ、ぼんやり全体を見ていると、5人のまとまり感というか、ひとつひとつの動きがキレイに揃っていることを実感した。
この日は、ユースケくんが休養を発表後、最初の公演。不安もあったと思うが、今できる最高の超特急を魅せようという強い思いを受けとって、会場は幸せに満ちていた。超特急は8号車に、「純粋で混じり気のない楽しさ」で溢れた時間を届けてくれたのだった。
終了後。
席を立つ時に新鮮に感じたのは、周りの8号車がなかなか動き出さないこと。私が早いだけなの?…でも他のコンサートだったらみんな一斉に動き始めるけど…と疑問に思いつつ、会場を出た。
超特急が残す余韻って、なんかとても凄まじいんですね。
その日は友達と夕食だった。地下街で待ち合わせた時の私の第一声をリアルに書くと、「久しぶり〜いやぁもう、ユーキくんがね、あ、私の推しがね、こんな近くにきたの!もうね、ほんとに顔ちっちゃくて、この世のものとは思えない、同じ人間じゃないみたいだった〜めっちゃカッコよかった〜」
多幸感ダダ漏れ、俗世に戻ってきた感が半端ないのである(スーツ姿で世間の荒波と戦ってきた友人への第一声がこれとは)。
そう。実は、客降りで近くを通ったのはリョウガくんだけではなかった。念願叶ってユーキくんも、すぐそばを通ってくれたのだ。
近くで見たユーキくん。
漢。クールなまなざし。ドジっ子担当どこ行った?こりゃまた意外な感じだった。
彼の愛嬌狂信派に属していた私(ただのヤヴァイ奴)は、最近までこの時の印象に違和感をもっていた。でも今は自分の中で「あぁそうか、素を見たのか」とスッと腑に落ちている。
去年から始まったユーキくんや超特急のYouTube。そのおかげで、彼の今まで見かけなかった表情や気づかなかった人柄に触れるようになった。
ユーキくんは意外にも大勢でいる時、ひとり黙って話を聞いている時がある。その時の落ち着いたまなざしは、初乗車のあの日に見た彼のまなざしであり、もっと言うと、舞台演出やセトリを作る「職人」としてのまなざしなのではないか。
変わり続ける世界の中で、超特急というエンターテイメントを築いていく。そのための大切な大切なまなざしなのではないか。
こんな風に考えてみると、あの客降りの時のドジっ子らしくないユーキくんを見れて本当に良かったと思うのだ(あ、普段黙ってる時は眠たいだけかもしれないけど 笑)。
【超特急 ライヴレポート】『EUPHORIA~Breakthrough, The Six Brave Stars~』2019年8月8日at パシフィコ横浜 国立大ホール | OKMusic
初乗車を終えた次の日。
帰り道は雨だったが、心はスッキリしていた。そしてまた必ず、この地で超特急を目撃するぞ!と心に決めていた。
今度あの街に超特急が停車するのは、いつなのだろう。いつになるかわからないが、その時はきっと訪れる。いつか、多幸感(EUPHORIA)に包まれて、5人揃ってラーメンをすする日が来ることを、心から願っています。
今日のうちに海の向こうへ旅立ってしまう赤色のあなたよ
ユーキくんが昨日から、なにやら世界の音楽を踊り始めました!(素晴らしく素敵!)
なので私は、公開恋文公開お手紙を書いてみました!(エッ何の脈絡もないんだけど?)
はてさて、どこまで本音と建て前のバランスをとれるのか…日本の片隅に住む名もなき8号車の、羞恥心と自己顕示欲のせめぎ合いをとくとご覧あれ!
夜中テンションの前置きはこれくらいにして、出発進行です。
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拝啓
だんだんと草木の緑に深みが増してくる今日この頃、外を歩いていると少しずつですが夏の匂いがするようになってきました。いかがお過ごしでしょうか。
貴殿をはじめ、超特急ご一同様からは365日この上ないご高配をいただき、言い表せないほどの感謝の気持ちを抱いております。
さて、このたびはニューヨークへのダンス留学、誠におめでとうございます。先日、貴殿の以前からの目標である「本場での学び」が実現すると聞き、大きな喜びと少しの驚きを隠さずにはいられませんでした。この拙文を書いている今も、心の底から大変嬉しく思っております。
あれは何年前のことでしょう。コロナウイルスが大流行し、芸能業界の苦しい時代がありましたね。その頃すでに貴殿は、いつか海外でダンスを勉強したいとおっしゃり、各所でダンス技術を向上させ、表現力を磨き、そして生まれながらのドジっ子精神を証明してくださいました。そのお姿からは、ご自分を成長させたいという口先だけではない、真っ直ぐな強い思いが感じられました。どの動画、どの写真1枚1枚からもファンへの思い溢れる「楽しさ」が伝わってきたこと、貴殿の並並ならぬ努力の賜物だと存じます。
そのような貴殿の目標が叶い、夢への第一歩が踏み出せること、まるで自分のことのように嬉しく思います。この日を迎えるまで、貴殿にとっては長い道のりであったこと承知いたしているところです。
youtu.be↑世界中の人に見てほしいユーキくんシリーズ①EUPHORIAの怪演(1:23~1:27)
しかしながら、大変ご無礼なことを申し上げますと、本日の旅立ちまでの年月、私にとっては大変短くてあっという間でございました。毎日何かしら更新してくれることーあたかもそれを当然のことのように見ておりました。そして、このままずっと変わらずに「超特急ユーキ」が続くだろう、そんな風にぼんやり思いながら応援させてもらっていたのです。
ファンというものは変化を恐れる者とも言えるのでしょうか。最初は寂しいと思っていてもしばらく経てば、タイムズスクエアに1人たたずむ貴殿も、自由の女神とツーショ会されている貴殿も、セントラルパークにフライドポテトをぶちまけているドジっ子も、どんな貴殿だって楽しく拝見するようになるのです。ずるいですよね。
そうわかっておりましても、正直なところ、今は少し寂しいのです。ダンスリーダーとしてのブレない芯の通ったお人柄と、4人との愛のあるやりとりをしているお姿。そのような私が大好きな貴殿が見れなくなってしまうから。そして、どんなに遠く離れていても、同じ時の流れの中で生きているのだと思えていたから。
youtu.be↑世界中の人に見てほしいユーキくんシリーズ②「僕は今日も」の名演
大好きなところを挙げ始めるときりがありませんのでここでは省きますね。でも、一つ言えるのは、この先私は、今まで見たことのない新しい貴殿を発見できるということです。この旅立ちが貴殿にとって、沢山の人々との出会い・まだ見ぬご自身との出会いであるのと同じく、私にとっては新しい貴殿との出会いになるのです。これ以上に幸せなことはありましょうか。
おそらくこれからは、あなたの「おやすみ」に「おはよう」と答えるたび、はるか彼方に住んでいらっしゃるのだと実感し、寂しくなると思います。でも、ソレガドウシタ?貴殿は、時代を超えて時空を超えて超越マイウェイ野を超え山超え海さえ超えてアバンチュールです。地球が丸いこと、太陽が回らないこと、そんなことは貴殿のアルゴリズムに一切関係ございませんね。大丈夫、時差すらも5推しになりますきっと。
長くなってしまい申し訳ありません。この手紙をお読みになられる頃は、どちらにいらっしゃるのでしょうか。いや、そもそも、この手紙は貴殿のお手に届くのでしょうか。そう考えると少々切ないですが、この手紙を書いている今、季節外れの雪が降って外は変に明るいです。タカシやでがいっぱいです。
末筆ではございますが、貴殿のご健康とご多幸と「ハニートラップに引っかかってるみたい♪」とはならないことをお祈り申し上げます(余計なお世話はなはだしい)。
ニューヨークでの5日間。
やがて、貴殿にとっての清らかな糧となりますように。
20XX年5月X日
yumayuma-ym
超特急 ユーキ様
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この記事を書きながら思ったことが2つあります。それは、もしも本当に彼が(長期で)海外へ羽ばたく時がきたら、本気の公開お手紙を書こう!ということ(笑)ボケ無しで。
もう1つは、どんな時も彼の挑戦を応援できる8号車でいよう!ということです。
今日は5号車の日。ユーキくんがユーキくんでいてくれるから、自分もやりたいことをやれている。感謝の気持ちでいっぱいです。そして、私なんかの文章を最後まで読んでくれたあなたにも、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
このあと20:00頃〜
— 超特急 OFFICIAL (@sd_bt) 2021年4月2日
映画ナタリー「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」生配信イベントにリョウガ・ユーキが出演💜❤️
映画ナタリーTwitterアカウントおよびナタリーYouTubeチャンネルからご視聴いただけます!@eiga_natalie https://t.co/lGDI0oZYtn#ファルコンウィンターソルジャー #超特急 pic.twitter.com/aFuPE2zoII
【この記事を書くときに頭の片隅にあった詩】
稜海と末ドジのあいだに
毎回これでもかというくらいにユーキくんへの熱くほとばしる想いを綴り、カイくんやタカシくんについての気づきを一部おふざけ混じりで発信し、そしていつまでも答えが出ることのない「超特急というエンターテイメントにおける『おさなな』の役割とその一考察」を書き記す(←なんで論文風なの)…このブログ。
自分でもよく飽きないなぁと感心しています。はい、飽きる気配など微塵もございません。
駄菓子菓子太陽(8号車しか意味通じないよこれじゃ)。
これまで色々と見つつ書いてみようと試みましたが、「あのお方」の牙城はずっと崩せないままでした。
「あのお方」とはそう、タクヤくんです。彼について何を書けば良いのやら…?今までずっとわかりませんでした。
これと同じように、おさななについても何を書けば良いのかわからず、その「わからなさ」を無理やりにでも記事にしたことがありました。でもタクヤくんはその逆で。色々と書きたいことは集まっているのだけれど、書けない。手応えがありそうなのに、書けない、という具合です。
「顔が良い」「クール」「美しい」「武士」「演じることの上手さ」「実は物事はっきり言う」「謙虚」「おふざけがすごい」「ハイセンス」「光る文才」「母性」「カウンセラー」「タクちゃんが笑った…良かったねぇ…😭」
これらはあくまで私の個人的な意見です。
でも、8号車のそこのあなた、一度は思ったことありませんか?「タクヤくんを見ていて感じ取れることって多すぎる」と。それもまた彼の魅力。ギャップがどうのっていうよりも、あまりに多面的なので考えが追いつかないと言う感じなんですよね。
そんなんだからついつい、タクヤくんを記事にするのが4号車の4月まで先延ばしになってしまったのです。
「あれがグループの雰囲気をよく表しているよね」
そんなある日、やで推しの友人(幾度目かの登場)とLINEしていた時のこと。
「タカシくんのultra soul、一瞬だけどめちゃうまいから観て!!」この超ちゅーぶを勧めてみたら、とても喜ばしいことに、1つ1つの細部まできめ細やかな、まるで「食パン○が美」のような感想が寄せられました。
これ、内容は超シンプルなのに傑作だったなぁ…
もちろん動画全体の内容を十分に楽しんでいるつもりです。でもなにせユーキくんの一挙手一投足に注目しすぎているので、超特急の動画を観た後の私は、ユーキくん以外の名場面があっても覚えていないことがあるあるなんです(笑)(笑ってごまかすな)
「あれがグループの雰囲気をよく表しているよね」その友人に言われてハッとしたのは、カイくんが土下座しようとした時にタクヤくんが止めた、という場面でした。
動画前半のほんの一瞬の出来事なんですが、生真面目カイくん(←運なんて自分でコントロール出来ないんだから謝らないでね)が結構しっかりめに土下座しようと椅子を離れていて。するとタクヤくんが反射的に腕を伸ばして、「ドンマイドンマイ」と彼の手首をがっちり摑んで引き戻している。
「そんなことで謝るなよ」と嘘偽りなく心から思っていないと出来ないような、本当に一瞬の動きでした。
風通りを良くする「強さ」と「優しさ」
ジェンガをやっていて、真ん中がするっと抜ける時のあの快感。この段の真ん中いけそうだな、と触らないで考えて、ちょこっと押しただけで抜け落ちた時、とっても気持ち良いですよね。
突然変なこと言っちゃってますが、5人並んだ時のタクヤくんってそんな「強さ」があるなと思います。
彼の強さって何だろうと考えた時に、いつも必ず最初に思い出す言葉があります。
それは「この決断は辛いし苦しいけど間違いじゃない」という言葉。
https://bullettrain.jp/news/news16150/
メンバーもスタッフも8号車も、きっと誰も正解がわからなかった。いや、8号車以上に8号車の何倍も、彼らは正解がわからなくて見えなかった。でもただ1つ言えるのはその選択が絶対に「間違いじゃない」ということ。正解ではないかもしれないけれど、間違いでもない。テストなら先生が△つけて中間点くれるやつですね。
この言葉があったお陰で、現実を受け止めようとしている8号車もそうじゃない8号車も、救われたのではないでしょうか。
例えばもしもこの言葉が「この決断は辛いし苦しいけど、僕らなりの正しい答えです」だったとしたら?フルカラーのペンライトが東京ドームいっぱいに浮かび上がっている、そんな景色を「正しい」と信じていた8号車が救われなかったと思うのです。
じゃあ「この決断、8号車は間違ってると思っちゃいますよね。仕方ないですよね。ごめんなさい」と、謝罪一辺倒に振り切った言葉だったら?
後ろ髪引かれたまま、旅立つことになっちゃいそうです。
何を言いたいかというと、タクヤくんのこの一言が超特急を守り、8号車を守ったのかもしれない、ということです。誰も悲しませない奴は誰も幸せに出来ないなんて、どこかで聞いたことがあるけど、時には「誰も悲しませないように全員を守ろうとする」のも大切なんだなと感じました。
タクヤくんが見せてくれる色々な面。でも、大事な時に「これは心の底から思ってないと言えない(出来ない)ことだ」と感じさせてくれる言葉や行動がある。それがあることで超特急に余白が生まれて、「こうじゃなきゃダメ」なんて枠組みをとっぱらってくれる気がします。
強くて優しい「風」ですね。
強く、優しく、美しく
20歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てと言われていますが、タクヤくんて本当にお美しい。もちろん持って生まれた綺麗さもあるけれど、それだけじゃない。メイクや画像加工では作れない、内側から溢れ出る美しさかなと思います。
そんなもんだから、私は草村というコンビ、いつ見ても心やられまくり揺さぶられまくりなんですよ。「ユーキくんの隣にものすごいべっぴんさんおる〜〜〜」という感じがするから。
ユーキくんはユーキくんで、タクヤくんとは違った美しさがある。いや、メンバーそれぞれの美しさがある。よく考えてみれば、タクヤくんの沢山の魅力を引き出すのは、この4人だから出来ることなんですよね。
いつも決まって思うことはやっぱり、超特急ありがとう、ユーキくん本当にありがとうという感謝。どんなことを考えていても、最後はこの思いにたどり着きます。これからも、そのままの彼らを眺めていきたいです。
次回!左手の謎に迫る!
唯一無二の行き先
今週のお題「下書き供養」
〜ちょうど1年くらい前に書いていた記事を載せてみました〜
※かなりのネタバレです。まだ見ていない方はご注意ください。
レボビバ代々木は、まるでひとつの物語を見たようだった。当日はパソコンの小さな画面から観たけれど、終了後になんとも言えない疲労感と「壮大だったな・・・」という感覚が残った。特に記憶に残っていたのは、殺陣、Draw イッパツ!、走れ‼︎‼︎ (ユーキくんの重圧から解放されたような笑顔に、こちらも安心した)だったと思う。
その記憶を残したまま、数ヶ月後にブルーレイを観た。もちろん殺陣もDrawも走れ!!!!も良かったが、それ以上に圧倒され、観れば観るほどツボにハマり、レボビバブルーレイ内でわたしが1番多く観ているパフォーマンスがある。
それはPUMP ME UPだ。
正直これまでは、PUMPのパフォーマンスを観たのは数えるほど。平成の最後にパラパラやっているんだな、くらいに把握していた。でも今回、「え、こんな・・・こんな良かったっけ?」と良い意味での期待はずれ。毎日観て「これはまじですごい」と感嘆し、しばらく観ない日が続いて久しぶりに観たら「やばいやばいなんだこりゃ、ちょっと待て、すごすぎ・・・」と画面に向かって語彙力失いながら呟き、何度も何度も再生した(病)。
そしてふと思った。このパフォーマンスのどういう部分がすごいのだろう、と。ここまで「すごい」と思わせるには、何か理由があるはずだ、と。
「代々木のPUMP ME UPについて、書き残したい」
ここから書くことは、ダンスの経験は学祭のみ、業界のことなんて全く知らないど素人の個人的な見方だ。そういう見方もあるんだね、くらいに思って欲しい。もしも、まだレボビバを観ていなくて自分の第一印象を大切にしたいという方がいれば、以下の内容は盛大なネタバレになるので、ただちにこのブログを閉じてくださいね。
代々木PUMP ME UP の素晴らしさには、主に7つの要素が含まれていると思う。以下で述べたい。
1.自然体でバランスのとれたカイくん
2.コメディアンリョウガくんの絶妙さ
3.センタータクヤくんの存在感
4.「凄み」としか言いようのないユーキくん
5.マスコット的要素を取り入れたタカシくんの世界
6.楽曲の持ち味と、あの振り付け
7.映像作品としての美
1.自然体でバランスのとれたカイくん
おかしな話だけれど、カイくんの自然な姿って「自分の役割を演じている時」と「タイミングを熟知した笑顔」の二つがそろっている姿だと思う。演じているし熟知しているって、自然体じゃなくて自分を完全にコントロールしてるんだけど(笑)でもむしろ、無表情とか「あれ?今一瞬焦った?」っていう時に、見てる人に不自然さを感じさせるのがカイくんだな、と思う。平常運転じゃないなって感じ(だからこそ、無表情とか焦っている一瞬を見つけると逆に嬉しくなってしまうのだが)。
こんな彼の魅力がさらに際立っているのは、「出るとこ出た後は引っ込む」をしっかり行っているからだと思う。つまり、自分の動きだけじゃなくて5人全体の動きを見て、「今自分が出るとこ」と「全体にまとまりが出るように中立に動くこと」のバランス感覚を持って、メリハリが出ているからだと思う。
カイくんがバランスを持って動いているからこそ、後述の濃ーい3人(3、4、5)が更に魅力的になって、超特急が強烈なものになっているなと納得する。超特急の長兄が誇らしい。
PUMPのファッションからも、カイくんの感性を知れたと思う。和服風の衣装に輪っかのイヤリングは粋だ。
2.コメディアンリョウガくんの絶妙さ
今回のPUMPの中のリョウガくんは、一体何キャラなの?って思う(笑)タクヤくんの舎弟なのだろうか。
冒頭からのリョウガくんのセリフをよーく聞いてみると、やはり舎弟だった。思い出されるのは昭和の映画にいそうな、主人公を兄貴分にして慕っているキャラクター。ほっとする場面担当というか、ひょうきん者というか。そういうキャラクターって、主人公が敵を倒すための犠牲になる役回りのことが多々だけど、今回のリョウガくんの顔芸は、それを表現している感じがする。
「額に汗かき心で泣いて」みたいな。人生ってしょっぱいなーみたいな変顔してる。
そしてすごいのは、絶妙なリズム感と完璧なタイミングでセリフを言ったり、顔芸をしたりしているところだ。0.1秒も狂わず、まるで測っているかのよう。
「ユースケ出番だ!」ならぬ「リョウガ出番だ!」があるんだな、と感じる。
こういうリョウガくんのパフォーマンスは、タカシくん(後述)だったり、PUMP ME UPという楽曲自体とセットになっている気がする。
3.センタータクヤくんの存在感
超特急のライブ映像を観るとき、私は推しのユーキくんを見ている。ユーキくんだけではなく全体を見ようとか、このメンバーに注目しようとか思って見始めても、結局は9割ユーキくんを見ている。
でもこのPUMPを繰り返し見て、タクヤくんにしか目線がいかなくなったときがあった。もちろんダンスが上手だというのもあるけど、「個」としての風格というべきか、佇まいというべきか、「信頼と実績の草川」と表現したくなるような雰囲気を感じた。踊っていて確かな手応えを感じているんだろうな、と彼を見ていて思った。
リョウガくんのキャラが一貫しているのに比べて、タクヤくんのキャラにはどれも統一感がない。「どすこい」を見てもわかるように、タクヤくんは一曲の中での演じ分けが卓越していてすごいな〜といつも思う。色々な表情を見せてくれることによってPUMPという楽曲に色々な意味があることを表現している、と勝手に解釈してしまう。
何と言っても一番の「うっわカッコよ…」ポイントは、終盤のほうきにまたがるような振りの直後に両手をあげるところのあの表情。ライブをしている一分一秒に浸っているような、噛み締めているような、そんな感じがしてすごく素敵(笑)。安定の演技力の中に、タクヤくんの素をここの部分で見た気がした。
4.「凄み」としか言いようのないユーキくん
推しだからだろうか、ユーキくんを褒める言葉を考えるのだけれど、どれも足りない気がする。「凄み」としか言えない。言いようがないのだ。
まず、いつもそうだけど全力で踊っている。PUMPの振りはパラパラを模しているので基本的に脱力系、無表情にしているのだと思う。2019年のゴールデンエポックではそんな感じがした。
でも今回のPUMP、すごい全力。特にユーキくんが。
ユーキくんのダンスは、「体を大きく使っている」「手の先まで神経を行き渡らせている」「バキバキ音がしそうなほど、止まるとこきちんと止まる、動くとこきちんと動く」が徹底されているところが凄い。ダンサーとしての基礎の部分なんだと思ってるけど(ダンス素人だけどこれは基礎かなってなんとなく)、当たり前のことを当たり前にやるって難しいことだから、そこを徹底することからしか生まれない「凄み」を感じるのだ。
話は逸れたが、曲中通してビシバシ全力で踊っていて、PUMP本来の脱力系の踊り方とはまた違った解釈を今回は持ってきたのだろうか、と思った。特に2番の「フルエナジー♪」のところは手足の角度や顔の向きも完璧で、あの一瞬のためにPUMP観ようと思ってブルーレイを再生するときがある。
1番サビの「みーんなみーんな踊りましょー♪」の合いの手「ハイ!!」で両手上げる時の表情も忘れられない。あれ観たらユーキくんにドジっ子なんて称号、与えられないんだけどな(笑)まさに戦っている顔だし、まるでレボビバ代々木の見せ場の一つである殺陣にしっかり寄せにいったのかと、深読みしてしまった。
そして、これは本当に個人的な見解なのだけど、1番の「(ネオンのミラーボールに)さーそわーれ♪」で前列から後列に移動する時。身のこなしが凄みの塊だと思う。一瞬だしなかなか分かりづらいのだけど、よく見たらあんまり足上げないで重心低くして移動しているように観察できる。これを見て頭に浮かんだのは、↓だった。
頭を動かさず、腰を落として、足裏を地面から離さないように歩く。「いやいや、ちゃんと見て。頭も動いてるし足も地面から離れているよ」と突っ込む人もいるだろう。うん、確かにそうなんだが、素早いあの一瞬に良い意味での異質性が感じられるのは、和の伝統文化の要素が含まれているからだと考えている。
忍者の忍び足的な、水の上でも歩けちゃうような、ふわりと風と共に去ってしまいそうだけど軸がしっかりしていてブレない。そんな歩き方。
ユーキくんの足さばきって他の楽曲でもやっぱりすごくて、「ウィーキャン」のサビ「裸の心感じて〜」の手足の動きの滑らかさは、やっぱり阿波踊りのDNAがあるなって思う。
結論、推しはとにかくすごかった。
5.マスコット的要素を取り入れたタカシくんの世界
最近私は超特急を見るときにタカシくんをカイくんとセットで考えるようになっていて、それは2人ともバランスのとれた役割を持っているからだと思う。
本業の歌に、ダンスに煽り。タカシくんの世界はバランスが取れている。180㎝成長中なのに小回りが効くのが、タカシくんの魅力だと思う。頭が下がります。
ただ、今回のPUMPはそれだけでなく、マスコット的なコミカルさと可愛らしさがプラスされている。「あちょー」を聞いたら「え、歌と歌の間にカンフーとか練習してできるものなのか・・・」とコミカルさに驚くし「パ・ン・ダ」は誰が見てもかわいい。中国語の歌詞の世界観に合わせてさすがだなーと思う。ジャッキーチェンとかの、カンフー映画に出てきそうなリョウガくんの舎弟キャラは(前述)(カンフー映画そんなに見たことない奴が語っちゃってます)、この曲の大前提である中華な感じをタカシくんが見せてくれるから、ぴったりだなって思う。
以前、超特急のマスコット的な役割は元6号車のユースケくんが担っていたと思う。ユースケくんの脱退が決まった後、タカシくんはユースケと超特急は俺が守るから安心して、って言ってくれた。レボビバはその言葉より前のことだけど、タカシくん自身の長所を活かしつつ、ユースケくんの今までを引き継いでいくことが体現されているなって思う。
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いつかリョウガくんは記者から「目標とするグループは?」という内容の質問をされて、「唯一無二のグループ」と答えていた。
なれる、きっとなれる。てゆーか、もうなってるよ!
超特急という唯一無二のグループは、これからきっと沢山のまだ見ぬ行き先を目指して、走っていくのだろうな。代々木のPUMPを見てそう思った。
たしかちょうど1年くらい前に、必死になって書いていたこの記事。7つの要素に触れるとか言っときながら、「6.楽曲の持ち味と、あの振り付け」「7.映像作品としての美」は書けずじまいだったし、長くて全然まとまらないしでお蔵入りにしようと思っていました。
でも、その後の彼らの活動を見ていて思ったのは、やっぱり超特急は「唯一無二」が永遠のテーマなんだろうな、ということ。そこについてせっかく書いた記事があったのだから、今週のお題「下書き供養」というまたとないチャンスに、えいや!と公開することにしました(笑)
元々の文章がひどかったので少し手直ししましたが、ほぼほぼお蔵入りする予定だった形のまま公開しております。いつもより55倍読みにくくなっていることでしょう…私の血迷った1年前を、どうかクスッと笑いながらでも読み流していただけたら…すごく嬉しいです。
最後に。レボビバのPUMPは、5人それぞれの個性を最大限に発揮した超特急史上にしっかりと刻まれる名演だと思います。そしてレボビバ円盤は将来きっと、超特急の円盤の5本の指に入るような名盤になっているでしょう。そう、私はレボビバが大好きなのです。
「全・速・前・進」まさに超特急で行こう
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トレタリ#117 本日3日(水)23:30~フジテレビTWO/TWOsmartでリピート放送!
— 【公式】超特急の撮れ高足りてますか? (@fujitoretari) 2021年3月3日
スタジオライブは「キズナアルゴリズム」をフルバージョンでお届けします!
超特急ならではのパフォーマンスをお見逃しなく!#超特急トレタリ #超特急 https://t.co/86HPcDvh9o pic.twitter.com/96aSFkmxgM
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とにかく素晴らしかったんです。超特急への愛と調査と考察が。大好きでした。今は全く更新されなくなってしまいとても残念ですが、あのブログを見ていなければ私はきっと今頃ブログをやっていないと思います。
はてなブログをやられている方って皆それぞれ、自分の専門を極めていて知識が豊富。そんな中で、日常でぼんやり超特急について考えたことをのほほんと書き続けて良いのだろうかと、疑問に思ったこともありました。
でも懲りずに続けますよ、これからも。
「超特急と日常」という専門分野を開拓すれば良いのです(笑)←開き直るな
日常のふとした時に、超特急の存在によって気持ちの切り替えが出来た。
今回の記事では、そんな体験を語っていきます。
「振り向かず、立ち止まらずに、走り続ける」
「後ろを見ている暇はない」
「常に前進」
これは超特急がずっと発信しているメッセージです。ライブのMCやインタビューでメンバーの誰か1人は必ず言っていて(タカシくんが言ってる率高いと思う)、彼らに注目している誰しもが一度は見聞きしている言葉だと思います。
何があっても前に進み続けるのは、彼らが超特急だから。
(非)アイドルはビジネス。私たちが毎日会社や勤め先に通うように、お仕事としての「超特急」がきっとそこに成立しているのだと思います。でも、それでも彼らから幾度となく口にされてきたこのメッセージは、口先だけなんかじゃなくて本物だって感じてしまう。
それは超特急のライブが本物で、理屈抜きに素晴らしいと思えて、これからも何度も観たい、やっぱり超特急じゃなきゃ!と心の底から思わせてくれるから。
そして、メンバー5人それぞれに良いところがあって、色々な顔を見せてくれるから。
ただただ「すごい」の一言、ですよね。
でも、おそらくこの記事を読んでくださっている8号車の皆さん。一度は疑問を持ったことはありませんか?
「そんなに走り続けて大丈夫なの?」
「超特急だけど、もうちょいゆっくりでも良いんじゃない?」
「車両、サビない??」
超特急の撮れ高足りてますか?生放送にも完全版とかあるんだ!スペシャル 明日20日(土)20時~フジテレビNEXT/NEXTsmart初放送!生放送の裏側やお買い物ロケの未公開映像、反省会トークも追加した超完全版!19時~は次ナルTV-S初スペシャルも再放送!#超特急トレタリ #超特急https://t.co/ucDWIgw3yL pic.twitter.com/RxK07NH9Mj
— 【公式】超特急の撮れ高足りてますか? (@fujitoretari) 2021年2月19日
私は心配でした。超えアバとかDrawイッパツ!とか超特急です!!!!!!!!とか、彼らの象徴的な作品を見るたびに。流石の激走ぶりに感嘆しつつも、心のどこかで「いつか無理がたたってプッツン止まってしまうのではなかろうか」と。
アップテンポで激しい曲のような彼らの活動そのものを、再び動き出すことのない過去のものとして振り返る時が、いつか来てしまうのでは?「長い長い夢を見てたんだね、私たち」と遠くを見つめるような時が来てしまうのでは?とまぁ、こんな具合に考え始めればセンチメンタルの沼にどっぷり浸かってしまう(春ですな)。
何が言いたいかというと、「全速前進」は超特急の大切なテーマだけれども、一方でグループとしての寿命を早めてしまうのではないだろうか、という危惧です。
以前からそんな風に時々思ってたんですが、この記事を書いている今は、全速力で進み続ける彼らのことを、あまり心配していません。
それはなぜか?「全速前進」という言葉に、私自身「癒し」を感じたからです。
例えば、滅多にない休日出勤の日にこんなことがあると私は超鈍行になります。
○誰のせいでもなくしょうがない原因で、今やらなければいけないことがスムーズにいかず、時間ばかり過ぎていく。
○逆に、起きてしまったトラブルについて、みんなのせいだよ〜反省しましょうね〜と言われて「え?本当に私たちの責任なわけ?!」といまいちピンと来ない。
お仕事をする上では避けて通れないことだとわかっているつもりですが、なにせ器の小さい人間ですから、「あれ?今私何やってるんだろう?」「ただただ過ぎていくこの時間、一体、何?」となんだか虚しくなってきちゃうんですよね。そして、「あーもう早く帰りたい!!」ってなる。
でも最近、実際にこういう経験をした時にフッとどこかから舞い降りてきた言葉がありました。
それが「全速前進」。「これからも超特急で走り続けるからついてきて!」とステージの上から8号車にメッセージを届ける5人の姿が、急に頭に浮かんだのです。
そうだよね。こんなところで立ち止まっていたら、「快速快適快感gonna 運ぶよみんなのsmile」ってせっかく連れてってくれるのを、いや遠慮しときますって自ら拒否しているようなもんだよね。
起きてしまったことにイラついたとしても、まずはそんな気持ちを受け入れて、後は超特急の力を借りて気持ちを切り替えよう←他力本願(笑)。そう考えるようにしたらなんか楽になりました。
どんなことも、続けるか終止符を打つのか、自分次第で自由に選ぶことが出来る。一瞬先の未来でさえも自分で選びとっていける。超特急のおかげでまた1つ、気づいたことが増えて嬉しいです。
ついこないだ、お墓の単位が「基」だということを知ったのですが(急にどうした)、この「基」の字には「物事の一番下にあって支えているもの」「土台」という意味があります。
私は、やりたい放題にいじり倒してくるリョウガくんに、どっしり構えて冷静にツッコミを入れる(そしてなんだかんだ要求に答える)ユーキくんがとても面白いと思いますし、「地に足のついたドジっ子」を感じることが多いユーキくんが大好きです。
名前の通り「基」のようなユーキくん、そして彼のいる超特急が選び取っていく未来を、これからも応援していきたい。そんなことを考えた休日でした。
超特急ユーキがカラーメークに挑戦! 最旬赤みメークが映える強いまなざし。 https://t.co/MRAyqSuwWR
— CLASSY.編集部 (@classy_online) 2021年3月24日