超特急のこと

日々の生活の中で超特急についてあれこれ考えたことを、徒然なるままに書いています。

いつも心にfanfare

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色々突っ込みどころ満載だけどタカシくんの髪型はレベチ


ひとりで残業していて、音楽をかけてみた。もちろん超特急。その時のSpotify先生が天才的な采配をふるってくれたので、ここに書き残しておこう。


その采配とは【シェキバ→Burn!→COMP→走れ!!!!】だ。


シェキバで、“僕ら”に必ず会えるから前向きでいてほしいという誠心誠意を受け取り、Burn!で「負けんじゃねぇ、戦ってこーぜ」と超特急全員分のパワーを背中に感じ、ありのままの自分を愛するCOMPの優しさを味わってから、とにもかくにも前進あるのみ「走れ‼︎‼︎」の大号令のもと気合を注入。


あぁ、私は「超特急」というなんて素晴らしい世界と出会えたのだろう。作業しながら涙ぐんでいる自分がいた。


「こんな遅くまで残ってて、自分に嘘ついてるけど今日はしょうがない、やる時やるしかないってこちとら腹くくってんだ!」残業のおかしな精神状態だったせいもあると思うが、特にCOMPが流れた時の気持ちが忘れられない。諦めと覚悟を感じつつ、やっぱり自分自身に素直でありたいという気持ちだ。


疲れているはずなのに、この日は不思議と帰宅してからも元気だった。超特急から両手いっぱいに溢れるほどの元気をもらったのだと思う。

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1回、事務所の見取り図公開してほしい


あなたにとって、超特急の「元気が出る曲」は何ですか?

私は「Burn!」「Clap Our Hands!」「HOPE STEP JUMP」この3つを超特急エナジー三部作なんて勝手にカテゴライズしていて。元気が欲しいとき、2017年 Trans NIPPON Expressツアーでのこれらのパフォーマンスをよく観ている気がする。何でかよくわからないけれど、Trans NIPPONってすごく元気が出る。超特急第1章の集大成という感じがして(その次のTEFBツアーは、第2章に片足つっこんでる感じがある)、それまでの全てをぶつけているような彼らに見えるからだろうか。


でも、このエナジー三部作とは別枠で、とても大事な曲がひとつある。それは「fanfare」だ。



私の街は、信号機が変だ。2分近く待つようなところもあれば、青の時間が1分もないんじゃないかというところもある。だから朝の出勤も毎回ガチャ。遅刻することはないけれど、赤信号×2の時は少しハラハラする。


そんな慌ただしい時間に、楽しんでいることがある。超特急の「fanfare」を聴きながら運転することだ。赤に引っかかればフルで聴けるので、あんなに気が気でなかったのに、むしろ引っかかってほしいとすら思うようにもなった。


転職して約1年。職場を変えてからは後ろ髪を引かれる思いで出勤することはもうなくなったけど、朝の憂鬱が全くないと言えば嘘になる。でも「fanfare」を聴いた朝は、あの壮大で爽快な雰囲気を味方につけ、無双状態の気持ちで職場の玄関を開けられていると感じている。


やっぱり「朝特急」は最高の贅沢だと思う。





と、ここまでは過去に書いたままになっていた文章です。実を言うと最近は「fanfare」をあまり聴いていない。北国の宿命、冬の真っ白タカシやで(雪)が今年もいらっしゃり、朝からドタバタやっているからだ。それでも一度だけ、この曲を聴くことが出来た朝は、これからの季節を乗り越える力がふつふつと湧いてくる気がした。





なぜこんなに、「fanfare」が好きなのだろう。たぶん理由は3つ。「ふわっとした世界観が好き」「広がり続けるおさなながやばい」「神戸のユーキくんが大好き」だ。

ふわっとした世界観
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ふわっ?いや、もちっ

超特急はどの曲でも、歌詞の「ここが一番好き」が見つかる。例えば上のエナジー三部作だと「Burn!」は『立ち向かう勇気が絆を生む』、「Clap Our Hands!」は『楽しい時には態度で示そう じゃないとわからないことだってある』、「HOPE STEP JUMP」は『可能性は無限さ 君次第なんだ』。どれも、たくましく生きていくための羅針盤のような言葉だ。主人公がどんな場面にいるのか、具体的に想像しやすいと思う。


では「fanfare」はどうだろう。
「夜空の向こう 夢を見た」「居眠りから覚めるように」見ている夢とは目標や憧れという意味での夢なのか、それとも眠っている時の夢なのか。

「ずっと忘れられやしない 進もう続いていく今日の先を」過去を振り返っているのか、それとも未来に思いを馳せているのか。

「さえぎるもの何もないさ 飾ろう続いていく長い道を 風にまかせ」自分の意志を貫くのか、風の向くまま気の向くままにするのか。そして、道を飾るとは……?


なんとなく、ふわっとしていると思いませんか?


極めつけはサビだ。「打ち鳴らせ 踏み鳴らせ」「吹き鳴らせ かき鳴らせ」とファンファーレを鳴らすための方法は教えてくれるけれど、日常の何をファンファーレにたとえているのか、はっきりとは教えてくれない。ただただ「僕らの未来」「僕らの時代」のために鳴らしてね、そう伝えてくる。


ふわっとした世界観で正直よくわからないのに、「fanfare」から元気をもらえるのはなぜだろう。それはきっと、人間の心の「言葉にならない移り変わり」を歌っているからだと思う。


自分のことは自分が一番よくわかっているはずなのに、「この気持ちって一体なんだろう」「なんでこんなに感情の浮き沈みがあるんだろう」とわからなくなること、ありませんか?私はあります。自分の気持ちに名前をつけられない時が。


そもそも人間って、ふわっとしているよくわからないものですよね。「fanfare」はそんな人間のありのままを表現していると感じます。自分のことがよくわからなすぎて辛い時、具体的で力強い言葉が励ましてくれるのも素敵だけど、聴いている側のふわっとしたストーリーを表現してくれると元気が出る。そして「色々とわからないことは多いけれど、進んでみよう」と思わせてくれる。だから「fanfare」は特別な曲なのだろう。


広がり続けるおさなな
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今年はぬいぐるみとの絡みが多いから、8号車なら誰もが一度は見聞きしたんじゃないかな。「ぬいぐるみの扱い方が恋人との関わり方」ってやつ。

以前の記事にも書いた気がするけど、おさなながペアになって踊る全曲の中で、一番好きなのが「fanfare」だ。「広がり続ける世界〜♫」のところ。ほんの一瞬だし、ふたりの表情はほとんど見えないけど、腕を最大限にブンブン旋回させて、本当に格好良い。

この曲のパフォーマンスを観る前と後で、私の現実は変わらないのが正直なところだ。でも、身体を目一杯使って、息ぴったりに表現するリョウガくんとユーキくんが「そんなことないよ、一緒に世界を広げていこう?」って言ってる感じがする。おさななってまじでやばい。

神戸のユーキくん

コロナ以降待ちに待った有観客ライブ「Hoopla!」の最終日、ダブルアンコールで披露されたのが「fanfare」だった。この時のパフォーマンスを観て(今思い出したら泣けてきた)、「後にも先にもユーキくんほど心の底から応援できる人はいない。ユーキくんだけだ」そう強く確信した。ユーキくんは、あの「fanfare」に自分の核をさらけ出していた。


夢を叶えるためなら、どんなことだってやってやる。

この想い死ぬ気で伝えたい。絶対に伝われ。


これはあくまで、私が勝手に考えているユーキくん像なので、実際の彼は違うかもしれない。でも、身体ごと粉々に砕けてしまいそうなほど、燃え尽きて灰になってしまいそうなほど、彼は魂のままに踊っていた。そこにはきっと、「食らいついてでも諦めない貪欲さ」と「8号車への絶対的な想い」があったと思う。

これからも、彼の微々たる力になりたい。そして私も、自分の夢を叶えたい。そう思った。

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人生に絶望した村田くん役の村田祐基【サスペンスドラマ:ドジナユ〜キ】※元ネタ怖すぎて予告編も顔覆った

ちなみに、連番相手だったやで推しちゃんはというと。
公演が終わって駅まで歩いている時、多彩な語彙力で各メンバーのことを話してくれた。でも私の「fanfareのユーキくんが忘れられない」の言葉には「なんか、すごかったよね」の返答。

あのやで推しちゃん(←私しか知らんでしょ 笑)を黙らせるユーキくんという男から、目に見えない大きなパワーを感じるのです。




以上、「fanfareを好きな理由」3つを長々と説明してしまった。つまり何を伝えたかったかというと、「fanfare」を心の御守りにしようということだ。

これからも超特急と共に、ユーキくんの背中に導かれながら走っていこう。


もうすぐ12月。無事、大阪で再会できることを願って。

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キズナアルゴリズム観たいよ


いい推しの日にこんなの書きました。
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