朝特急、再開してみた
※この記事は、BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020「Revolucion viva」Blu-rayのネタバレを含みます。
去年から、出勤前に超特急を観るのが習慣になっていました。
ライブのブルーレイやMV、FC動画などなど。FAKE MOTIONだって朝っぱらから観た数々の物の1つです。
仕事のことはさておいて、とりあえず目の前の超特急に全集中すると、当たり前なんですがかなりテンションが上がり…いや、自分で意識して集中するというよりはむしろその逆で、超特急を観ていると自然と集中しているんですよね。
何度も見ている映像のはずなのに、ユーキくんの姿を片時も目を離さずに眺めていたくなるのです(笑)そしてもれなく精神が高まるという(笑)
そんな中でもたまに、朝から大号泣することがありました。「Burn!」や「HOPE STEP JUMP」のライブ映像を観た時しかり、フェクモの西郷&大久保の回を観た時もしかり。
見事なまでの体内デトックスと、心の浄化を果たしてから職場に向かったあの日々。今となっては良い思い出です。
この朝活(と言えるのか…?)。実家を出て一人暮らしを始めてから時間に余裕がなく、ここしばらくは行っていませんでした。
でも最近、朝のルーティンも大体定まってきて、空き時間が出来たのです。
5分間。
さぁ何しよ。
よし、朝特急しよ。
というわけで復活した朝特急タイム。「朝の慌ただしい時間帯に思いついた楽曲こそが、今日1日を豊かにする」をモットーに(←なんかそれっぽいこと言ってる)していたところ、
The End For Begining 、Asayake、Asayake、Asayake、PUMP ME UP、Asayake、Asayake、The End For Begining、Clap our hands!、Asayake、Asayake…
ほぼほぼ毎日、Asayakeじゃありませんか。そりゃそうだよね、「朝焼け」だもの。
もちろんこの曲は素晴らしい曲だし、MVは何回見ても飽きない。
でも他の曲だって見たいよなぁ…「明日はあれを観よう!」と前日から考えていても、いざとなると結局スマホ開いて「ロッ…ローラースケート😇」ってなってるからなぁ…
と迷いつつも朝から超特急を見ていました。
そんなある朝、突如脳裏をよぎったこの楽曲。
「走れ走れ超特急で〜♪」
「走れ走れまだ見ぬ未来へ〜♫」
キタこれ。
なんで今まで、こんなに朝にぴったりな曲、思いつかなかったの?観た後、イノシシのかぶりもの被って全力疾走する勢いで出勤すればいいんじゃないの?(無理)
「『走れ!!!!』観たら今日1日が、必ずや安泰な1日になるだろう」
完全無欠なインスピレーションを得た私は、早速レボビバ代々木公演のブルーレイを取り出したのです。
元から私は、この公演の『走れ!!!!超特急』が大好きなんです。
その理由として挙げたいのは、まず「おさななが絶妙」であること。
ダンスや音楽、広く言うと芸術ってナマモノだから、お客さんの胸にずっと残り続けるように届けるには、それなりの緊張感が必要なんだと思います。
と同時に、パフォーマンス中に演者のリラックスした表情があったら、観ている側としては安心してその世界観に身をゆだねることが出来るなぁという感じ。
矛盾しているようなこの2点は、ユーキくんを観ていると気付かされます。つまり、彼の「真顔と笑顔のバランス」が、絶妙に私の好みなんですよね。
特にレボビバの『走れ!!!!』の時。最後の最後まで魂を注ぐような力強さと、ステージの上から見える景色を心から楽しみ「自分達の超特急」を面白がっているような笑顔。
「ここまで来れて良かった」観ていて、実際に旅をして目的地に着いたような気持ちになるのです。
そして最後のサビが終わると、アウトロをバックにリョウガくんが全公演を締めくくる言葉を伝えます。
この、ダンスが終わって一呼吸ついてから話し始めるまでの間合い、まーーーーーと・に・か・く絶妙!リーダーの締めの言葉も曲の一部と思うくらい、素晴らしいタイミングと尺の長さなんです。
素人ですが偉そうなこと言ってますね。すみません。気になった方はBlu-ray観てください(笑)
2つ目の理由として「タカシくんの歌声がどこまでも真っ直ぐに伸びていく」こと。
画像引用:
余部鉄橋「空の駅」展望施設とエレベーター「余部クリスタルタワー」のご案内|香美町
キラキラに光っている自然の中、頑丈な鉄橋の上に一本のレールを敷く。
タカシくんの伸びやかな歌声が歌詞にリンクして、「超特急に自分も乗車しているんだな」と改めて思わせてくれるようです。
では本題に戻り。『走れ!!!!超特急』を朝から観た私はどうなったかというと。
開始5秒で胸がいっぱいになっていました。
「お仕事でこんなにも他人の身も心も熱いものでいっぱいに出来るのか」
超特急を知って、8号車になれて(というか超特急を好きになるような人間に成長出来て)良かったと心底思いましたね。
超特急の昔のことは知らないけれど、8号車一人一人の人生に革命を起こすほどの存在になるまで、並並ならぬ苦労があったのだろう。そして現在も、8号車には決して見せないけれども、楽しいことばかりではない日常を1つ1つ乗り越えて(またはやり過ごして)、大きな舞台に立っているのだろう。もちろん彼らはそれを見せないし、昔話を話してくれたとしても、その全貌を知るのは彼らだけです。
でも、完全に知ることは出来なかったとしても、これから先の超特急、そしてユーキくんのことを楽しく知っていけたら。まだまだこれから「こんなところにこんな発見が!」と追いかけ続けたい。
朝から観た『走れ!!!!』が、さらにこの想いを強くしました。
そのためには健康第一ですね!
シャッキっとした頭で堪能する超特急はやっぱり最高なので、朝特急することオススメです。ちゃんと寝て朝ごはん食べた状態で観た超特急、まさに「革命(Revolución viva)」でした。
『走れ!!!!』の一節「気持ち先走んな時代先走れ」 素敵な言葉ですよね。
望んでもいない方向にちょこちょこ動くよりも、たどり着きたい未来に向かっての一歩を積み重ねること。
今もどこかで走り続けている超特急と、彼らへの熱い想いを内に秘めながら毎日戦っている8号車がいる。
そんなことに気づかされ、励まされる日々です。
2020年、コロナ渦にありがとう。記事の元ネタ↓